日本で生活するだけなら、英語は必須ではありません。しかし、将来ビジネスや情報収集の場で活用する可能性を考えると、英語の土台を作っておくことは大きなアドバンテージになります。ですので、まずは英語の土台を作ることがが指導目標の一つとなります。具体的には一定以上の語彙力と文章構造を自然に体得している状態を作っていくということになります。そして努力などにおいて個人差は出てくると思いますが、最終的に6000単語レベルが習得できていれば、英語においてはとても大きなアドバンテージになっている状態となります。
そして二つ目は、お子様が今後直面する英検などの試験で躓かいない為の土台作りとなります。分かりやすく言えば、英検を受験する為の勉強を始める時期にスムーズに取り組む為の土台を作っておくという事になります。なぜ英検かという事ですが、これは純粋に、親御さんの多くが「子供を英語でつまずかせたくない」という願いをお持ちだと考えて居るからです。また子供たちも現実的には高校受験や大学受験で英検が一つの指標となり、いずれ否が応でも取り組まなければならなくなります。ですので、本レッスンでは、英検への取り組みを目標の一つに沿えています。
そして、先ほども触れましたが、英語のコミュニケーションを学ぶ劇に取り組む際、英検3級で出てくる単語や表現を使い、シナリオを作成していきます。このように整えられたシナリオを使用し、自然に単語やフレーズを定着さることで、実際に英検を受験する際の取り組みが円滑になっていきます。もちろん、その際は読み書きの力も必要です。しかし、スペリングや読み書きの学習は、子どもたちの集中力や文字認識の発達が進んでからスムーズに取り組めます。そのため、このレッスンではまず、読み書き学習がスムーズに進むように「英語の土台」を作ることに重点を置いています。で、補足となりますが、ぜひ、英語の土台作りのさいは徹底して土台作りに集中させてあげて欲しいです。土台ができれば文字情報への意向はスムーズになりますから、ぜひその時を少しの間待ってあげて頂ければと思います。